米国株TGT(Target)について
以前、買い増したい銘柄として記事にしたが、その後更に急落した。
原因は、来期の予想EPSを引き下げた事。
(3.8〜4.2ドル)
自分はプットを売っていたので自動的に買い増しという形になった。
ところで、この会社過去4年で配当と自社株買いで何と約122億ドル株主に還元している。
現在の時価総額が約290億ドル。還元率42%、年間で10.5%。
こんな会社日本にあるだろうか。還元ペースが変わらなければ10年で会社が丸ごと自分のモノになってしまう。
それもほとんど借金をせずに。
しかし米国にはゴロゴロある。
この辺が、長期の日米インデックスの評価の差に繋がっていると思う。
現在の株価が53.58ドル、予想の下限EPSの3.8ドルでも、PERは14.1。
もし予想EPSのままで、キャッシュフローの大幅な減少がなければ非常に割安と言う事になる。
つまり、マーケットは今後さらに収益が下がり続けると評価しているのだろう。
株価は予想EPSの影響を大きく受けると感じるので、暫くはこのまま低迷または、ダラダラ下がる可能性も高い。
現在は買い増ししている段階だが、マーケットが正しい可能性も全然あるので、上限は総資産の10%位に留めて、最悪の状況でもマーケットで生き残れる状態にしたい。