中国大連旅行④マッサージ(真道松骨)
7/12
つづき
食事を済ませ、とりあえず真道松骨に入る。
大風呂に入浴後、マッサージは?と勧められ2階の休憩室兼食堂の様なところに。
数人の女性たちが見つめる中、いきなり1人の女性に部屋まで連れて行かれるが、好みではないため他をお願いする。
女性は何故早く言わないんだと怒っていたが、いきなり連れて行かれてどのタイミングでいう?という気がする。
休憩室に戻るとまず先程の6,7人位の値付けされた女性を紹介され、選ぶように言われる。
1人キレイな子が居たが、何となく性格が悪そうなのと、もっとシステムを色々知りたかったのでとりあえず断る。
自分の場合、純粋な欲というより知的好奇心という部分が大きいと思う。
他の子が用意出来たら教えてくれるというのでテーブルで待っているが、目の前のソファーに座っている先程断った子たちになぜか好奇心の目でジロジロ見られてる気もして少し落ち着かないのもあり、奥の食堂でビールを飲む。
室内の撮影を試みるが止められる。
ビール飲みながら観察してると、ややガラの悪いオジサン達が長時間麻雀みたいなゲームをやっている。
そういう人達の溜まり場なのか?
一体何時間も何してるんだろう?
老板(おカミさん)みたいな少し日本語話せる女性が何人か女の子を連れてくるが断り続ける。
投資の神様ウォーレン・バフェットは投資はスリーアウトの無い野球みたいな物だから難しい事ではないみたいな事を言ってたのを思い出す。
別に何もせずに帰るのは問題ないため、このメンタルになると確かに色々な物事に対して失敗は減るだろう。
話が逸れたが、先程通り過ぎた子が可愛かったのを思い出し、老板に聞いてみると今接客中であと10分くらいで準備できるとの事。
10分後確かに来たが、近くで見るとイマイチ。
さぁ、どうする?と聞かれ暫く考えるが、やはり自分から呼んでおいて断るのは失礼だし、何より性格の良さそうなオーラがでてるのでOKする。
ところで自分が仲良くなる人達に共通しているのは、表情の中に含まれている一種の寂しさである気がする。
何故かは分からないが、そういう人達に惹かれる。
女性として好きというより人として好きなのだろう。
実際、男友達もそういう人達が多い気がする。
自分も似たもの同士なのか、対極のため惹かれるのかは、良くわからないけど。
それとそういう人達にもう一つ共通してるのが、物事の本質を考える哲学的な人が多いと思う。
話を戻すが、その子の場合、特別マッサージは追加で129元との事。
ところで料金システムだが、マッサージする場合、入浴料はタダとの事。(というかマッサージ料金に入浴料が込。)
全身マッサージで199元
全身マッサージ、特別マッサージ共に女性により追加料金が異なる。
内容は、手でのサービスのみ。時間は90分。
女の子は、吉林省出身の25才でこの職場はまだ2日目で、もう1箇所別のマッサージ屋でも働いているとの事。
給料は一日500元以上。
気を遣ってゆっくり平易な単語で話してくれるため会話は比較的弾む。
お互いの趣味、出身地など他愛もない話をする。
彼女の出身の吉林省辺りはいわゆる標準語にかなり近いとので、確かに聞き取りやすい。
WECHAT交換し別れる。
結局、ビール代(18元)込で合計346元。
中国語の勉強ができ、マッサージ、特別サービス込でなら、コスパはかなり良いのではないか。
その後、店を出ると飛行機の女の子(楽楽)から本日は餃子の日で作ったから食べにお店に来ないかと誘いがある。
お金も早く返したいらしい。
何度か別に返さなくてもいいとは言ったが、やっぱり律儀な性格で返さないのが嫌なのかな?
それともお店でお金を使って欲しいのかな?
(それは、いいすぎか…?)
因みに自分がお金持ちだから返さなくてもいいと言う意味ではなく、お金よりもやらないといけない事があったり、単に店まで行くのが面倒くさいというのが理由である。
暫く考えるが、お腹いっぱいのため、タクシーをマッサージ屋で呼んでもらいホステルに帰る。
約2キロ 12元。
タクシーは日本に比べて本当に安い!
ホテルの部屋は、ホコリが凄いため別のドミトリー部屋に換えてもらう。
大学生とか韓国からの留学生の女の子とかと一緒になる。
女の子は留学後、6か月経つらしいが自分には流暢に聞こえる。
が、ネイティブ大学生が言うには6か月にしては下手らしい。