米国株のオプション取引に関して
以前、カバードコール(CCW)とキャッシュセキュアードプット(CSP)を行っているという記事を書いたのだが、その後について。
結論から言うと、大失敗!!
理由は、ボラティリティー(変動)が激しすぎる。
DAWやSP500などのETFなら、利益を上げる事は、可能かも知れないが、個別株で自分のような素人は、相場のカモになるだけだと思う。
カバードコールの場合、権利行使価格以上の利益を放棄するだけで、損ではないと、一般的な本には記載されている。
しかし、海外株オプションは雑所得扱いで、本体の米国株は分離課税なので、オプションの損失を米国株の利益と相殺できないので、実際はマイナスだと思う。(もちろん、オプションの利益と米国株の損失も相殺不可)
もちろん、税金の事やボラティリティーの事など、取引を始める前に分かっていたはずなのに、自分の希望する未来だけを期待して、そうでない部分を過小評価したために起きた失敗。
自分は、常にフラットな心で物事を見るように心掛けているつもりだけど、感情(欲)というのは、それを妨げる強い力を持っていると思う。
人生を楽しむには、感情のボラティリティーが大きい方が良いと個人的には思うが、投資においては、最小限にするように、再認識しなければと思う。
もし、これからオプション取引を行いたいという人にとって、この記事が少しでも参考になれば良いと思う。(てか、日本で外国株オプション取引する人の割合ってどれくらいなんだろう?)
終わり)